FEDRIGONI S.p.A / フェデリゴーニ株式会社について

FEDRIGONI社の沿革

• 1717年　Fedrigoni家が紙の製造に携わる（記録に残っている最古の年）
• 1888年　Giuseppe Antonio Fedirogniがベローナに製紙工場を建設。
• 1938年　トレント州にバローネ工場（第2工場）を設立
• 1945年　第二次世界大戦で、連合軍により工場が完全に破壊される
• 1946年　Fedrigoni家の出資、一部従業員の手出しにより工場再開
• 1963年　トレント州にアルコ工場（第3工場）を設立
• 1987年　初の国外支社をドイツに設立。以後、スペイン(1989)、英国(1993)
• 2002年　FABRIANO社を吸収。FEDRIGONIグループとして生産能力が倍に
• 2004年　Mantegazza社を買収し、セキュリティ用紙も手がける
• 2006年　FEDRIGONI Asia Limitedを香港に設立

FEDRGIONIの用紙の特徴

• 高級紙・特殊紙の平版（シート）が主体。一部用紙には封筒もあり。
• 薄物から厚物まで製造。70gsm〜700gsm
• 紙のサイズは、70x100cm, 64x88cmが主。（用紙によって異なるので、ショールームなどにある見本帳でご確認下さい。）
• 約20,000種類の常備在庫

FEDRIGONI社でのカスタム・メイド（特漉き／特抄）

• サイズのカスタム・メイド：3トン以上
• 紙厚のカスタム・メイド：5トン以上
• 色・臭いのカスタム・メイド：10トン以上

FEDRIGONI社の環境取り組み概況

• 総投資の46.8%を環境改善活動に投じる
• 全ての原料チップはサステナビリティを確保した管理された植林木を採用
• 全ての商品がECF／無塩素漂白品
• 木材セルロースの代替として、1年草（竹、ヘンプなど）の採用を促進
• EUエコラベル取得商品あり：Freelife Vellum

原料パルプの調達分布

出典：FEDRIGONI社「2007年度環境報告書」より

各環境マーク（ロゴ）の説明

環境マーク	意味
	FSC認証チップを使用。 ※FSC認証制度についての詳しい説明はこちらをご参照下さい。
	FSC認証は取っていないが、持続可能性に配慮した植林経営が成された森林からの木材チップを使用。
	EU委員会によって定められた安全と環境配慮に関する欧州規定2002/741/CE（2002年4月9日版）に準拠していることを示すエコラベル。 ※EU環境ラベルについての説明はこちら（環境省総合環境政策局「環境ラベル等データベース」）をご参照：http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/ecolabel/world/eu_eea.html
	コットン配合。コットンは適正栽培された認証材を使用。
	一年草（ヘンプなど）を使用。FEDRIGONI社では森林面積の減少を食い止めるため、木材ではなく成長の早い一年草の植物繊維を用いた紙の開発を進めています。
	市中回収古紙が配合された再生紙。
	無塩素漂白（ECF）。環境負荷の高い塩素を用いない製紙法で製造。
	中性紙。原料である繊維素材から抽出される冷水が中性（pHニュートラル）であることを証する。
	EU安全基準 94/62/CEに定められた梱包材、並びに包装ゴミに含まれる重金属の最大含有量の自主管理基準の対象品。
	ISO9706に定められる長期保存文書仕様に準拠。